第4の表示 未来の可能性電子ペーパーディスプレイ(EPD)
電子ペーパーとは、電気泳動方式を利用したディスプレイです。
白色と黒色の粒子を、流体マイクロカプセル(Eインク)中で、電界によって移動させることで白と黒の表示を行うものです。
電子ペーパーは液晶ディスプレイや有機ELほど水蒸気の侵入に対して敏感でないことや、反射型なので背面は不透明で良い点、元々視野角が広い事、バックライト・偏光板が必要ない事、などの理由により、実用的な曲げでも使えるディスプレイとして注目を集めています。
電子ディスプレイ付NFCタグ 【バッテリーレス】のご紹介
電子荷札、販促、POP
ラベル、各種伝票
工程・生産指示書、現品票
掲示板、サイネージシステム
ワンタイムパスワード、ポイントカード
各種機器の表示部
提携セグメントタイプと違い、画像を表示できるグラフィックタイプ。
他言語やバーコード、QR、コード表示も可能。表示内容自由度が広がります。
タグ表示の書き換え時のみ電力を消費します。従って、ワイヤレス充電回路を必要とせず、NFCリーダーから直接必要な電力を取得し表示の書き換えを行いますので、バッテリーレスのディスプレイを実現することができます。
基板構成
電子ペーパーディスプレイ + NFCコントローラー + NFCアンテナ
電子ペーパーならではの強みを活かした応用が今後期待されています。
災害時など電源OFFに伴うトラブルでも、トラブル直前の稼働状態が表示として残るため、復旧作業に役立ちます。
表示への消費電力がどのディスプレイよりも少ないため、バッテリーの長時間稼働ができます。
小説・新聞など多くの情報をコンパクトに持ち運ぶことが出来ます。
高解像度のため二次元バーコード表示ができ、何度でも書き換え可能です。